指原莉乃の発言で話題!「卵子凍結」で将来妊娠できる?デメリットはある?

指原莉乃の発言で話題!「卵子凍結」で将来妊娠できる?デメリットはある?

2023年11月に31歳の誕生日を迎えたタレント・指原莉乃さんが、誕生日を知らせるSNS投稿で「卵子凍結済み」と話していたのが、大きな話題になっています。指原莉乃さんといえば、結婚願望が「まったくない」と公にしていることでも知られ、アイドルを卒業してからメキメキと垢抜け、キレイになっていますよね!結婚は考えず仕事一筋で生きると語った指原さんですが、だからこそ卵子を凍結し、もしもの将来に備えているのでしょう。

Z世代のライフスタイルの手本となる存在の指原さんだからこそ、卵子凍結発言は若い女性から多くの注目を浴びました。そこで、指原さんも実施済みの卵子凍結について、危険性や妊娠の可能性を調査してみたいと思います。

目次

卵子凍結って何?聞きたいあれこれ

卵子凍結といっても、経験がない人にとっては何をどうするのかも分かりませんよね。聞くに聞けないデリケートなことでもあるので、今日この記事で徹底解説したいと思います!

卵子凍結って何のため?

卵子凍結は、女性の卵巣から卵子を採取し、将来の妊娠に備えて凍結しておく臨床医療です。そもそも卵子は女性の体内で作られるもので、思春期をピークに減っていくそう。加齢とともに新たに卵子が作られることはないので「自分の年齢=卵子の年齢」ということになります。

卵子を凍結することで、採取した卵子の年齢を止めておくことができるので、数年後に妊娠をしたいと考えている女性が積極的に卵子を凍結しています。

「受精卵の凍結」とどう違う?

体外受精にはさまざまな方法があり、中でも卵子と精子を受精させある程度育ててからその受精卵を凍結するという方法があります。卵子凍結との大きな違いは「受精卵の凍結」は卵子と精子を受精させたものを凍結するのに対し「卵子凍結」は卵子単体で凍結することです。

卵子凍結ってどうやるの?

卵子凍結のプロセスは以下の通りです。

  1. 内服薬や注射で卵巣を刺激し、まずは卵子を育てる
  2. 卵巣に針を刺して卵子を採取する
  3. 採取した卵子を凍結する

麻酔あり・なしを選択できるなど、主治医と相談すればさまざまな方法を紹介してもらえるでしょう。

卵子凍結 メリットは?

卵子凍結のメリットは、凍結した時点の年齢で卵子の質を維持することができるという点です。妊娠率は、30代に差し掛かると徐々に低下していき、35歳になると流産の確率も上がっていきます。卵子の年齢を若いまま止めておけるというのは、将来妊娠を考えている女性にとって希望をもたらすものでもあるのです。

【参考資料:日本産科婦人科学会

卵子凍結 デメリットは?

卵子凍結 デメリットは以下の通りです。

  • 全額自己負担であること
  • 合併症や副作用を引き起こす可能性があること
  • 年齢制限があること

まず、卵子凍結 デメリットは保険がきかず全額自己負担になること。麻酔をしない場合でも40万ほどかかり、さらに保管費用として年間3万円ほど支払う必要があります。

そして、麻酔薬によるアレルギーや脱水、血栓症などの副作用が起こる可能性もあり、100%安全とはいえないのが卵子凍結 デメリットです。

また、卵子の採取は40歳くらいまでという年齢制限があることも、卵子凍結 デメリットでしょう。

ズバリ!卵子凍結で妊娠できる?

卵子凍結で妊娠できる可能性は、100%ではありません。2020年に報告された日本産科婦人科学会のデータによると、妊娠率は30%に及ばなかったそう。受精する前の卵子を凍結することで、融解してから受精をしなかったり発育しなかったりするケースもあるようです。

【参考資料:日本産科婦人科学会

まとめ

コスメのプロデュースを手がけるなどZ世代のカリスマとなっている・指原莉乃さんが発言したことで一気に注目を浴びた、卵子凍結。将来の妊娠に備え卵子の年齢を止めておけるという魅力がある一方で、妊娠できる可能性は100%ではないことが分かりました。ライフスタイルや卵子凍結のリスクを理解した上で、選択肢の1つとして持っておくのも良いかもしれませんね。

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