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【アニポケ】25年間サトシの声優を務めた松本梨香のプロフィールは？

by pomme25 · 2023年2月9日

アニメ「ポケモン」主人公交代が話題になっています！これまでのポケモンの主人公と言えば、勿論「サトシ」。そんなサトシの声は、松本梨香さんが25年以上にわたって担当してきました。

今回は、そんな松本梨香さんのプロフィールや経歴を紹介します。

松本梨香のプロフィールと生い立ち

名前：松本梨香（まつもとりか）
生年月日：1968年11月30日
年齢：54歳（2023年年1月現在）
出身地：神奈川県横浜市

松本梨香さんのお父さんは、大衆演劇の座長でした。そんなバックボーンもあってか、ご自身も舞台俳優を目指していました。実際に20歳になる前から舞台に立っていたこともあるそうで、以降も舞台の出演歴は豊富です。

しかし、ある舞台の公演中に兄が亡くなり、自身も命にかかわる大病を患ったことで、やむなく降板。その後も再発が懸念されたために、舞台に立つことを禁じられたのだとか。本格的な舞台俳優としての活動はできなくなってしまったのですね。

松本梨香の経歴

先述の通り、舞台俳優への道が閉ざされてしまった松本梨香さん。ですが、その後はみなさんご存知のように声優や歌手として活躍されていますよね。

ここからは、松本梨香さんが声優になったいきさつやその後の経歴を見ていきましょう！

共演者の勧めで声優の道へ

舞台で共演していた俳優の名古屋章さんの勧めで、1988年放送のアニメ『新・おそ松くん』のオーディションを受けた松本梨香さん。見事合格を勝ち取ると、松野チョロ松役で本格的に声優デビューすることになります。

同年には、『それいけ!アンパンマン』にも出演し、以降声優としての活動を本格化させていくことになります。1989年～1992年放送の『おぼっちゃまくん』では、貧保耐三役を演じましたが、声優となってから数年はメインの役も少なかったようですね。

ちなみに、初めての声優としてのお仕事は1987年に『ミスター味っ子』の端役だったようです。

『絶対無敵ライジンオー』以降、少年役として数々の作品に主演

1991年にサンライズ制作のロボットアニメ『絶対無敵ライジンオー』で主役・日向仁役に抜擢されます。日向仁はやんちゃなガキ大将気質の小学生男児で、当時から松本梨香さんは少年役が多かったのですね。

1992年には、『伝説の勇者ダ・ガーン』で主人公・高杉星史を演じました。この作品でも12歳の男児を演じています。舞台俳優を目指していた経歴もあってか、声量が大きかったため、ダ・ガーンのアフレコ現場ではスタジオのブースに3つあったマイクのうちの一つが松本梨香さん専用に音量を絞ったマイクだったという逸話が残っています。

1995年には、週刊少年ジャンプの人気漫画作品のアニメ化で『NINKU-忍空-』の主人公・風助を演じていますよ。

『ポケットモンスター』のサトシ役で大ブレイク

1997年にアニメ『ポケットモンスター』が放送開始され、松本梨香さんは主人公のサトシ役を通して、世界中で有名な声優となりました。

同作は、タイトルや物語の舞台を重ねながら今なお続く長編シリーズへと成長し、2023年にポケモン新主人公へ変更となるまで、松本梨香さんは25年以上に渡ってサトシを演じ、ポケモンを支えてきました。

オーディションでは、元々初代ライバルのシゲル役で参加していた松本梨香さん。オーディション終了後にサトシ役を受けることを勧められ、結果サトシ声優へと抜擢されましたサトシを演じて10年ほど経った頃には、なんとのど仏ができたと語っていましたよ。

『遊戯王』獏良役を井上瑤から引き継ぐ

サトシ役になって以降は、そのイメージの強さもあってか他のアニメでメインキャラクターを演じることはあまりなかった松本梨香さんですが、2001年からは『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の重要キャラクターの一人・獏良了役を演じています。

同役は、元々担当していた井上瑤さんが亡くなったことを受け、引き継ぐ形で演じることとなりました。遊戯王シリーズは、原作のアニメ終了後もシリーズ展開され、2016年に原作の正当続編となる映画が公開されたり、ソーシャルゲーム「デュエルリンクス」がリリースされるなど、近年も動きがある作品。そんなシリーズ作品でも、松本梨香さんが獏良了を演じています。