昨シーズンに大記録を達成した投手は4名!今シーズンの活躍まとめ

昨シーズンに大記録を達成した投手は4名!今シーズンの活躍まとめ

投手の活躍が目立った2022年のプロ野球シーズン。一人の完全試合と四人のノーヒットノーラン達成者が誕生した異例のシーズンとなりました。

今回は、2022年にノーヒットノーランを達成した選手の2023年シーズンの活躍について紹介しますよ。

目次

完全試合とノーヒットノーランの違いは?

千葉ロッテマリーンズ、佐々木朗希投手が28年振りの完全試合を達成したことで話題になった2022年のプロ野球。佐々木朗希 完全試合の他にも、2022年には4人もの選手がノーヒットノーランを達成しており、これは1シーズンとしては史上最多タイの人数でした。

完全試合とノーヒットノーランの違いは、一人のヒットも許さないのがノーヒットノーラン、ヒットどころか四死球も味方のエラーによる走者も許さずに全てのアウトを奪うのが完全試合です。

惜しくも完全試合を逃した選手も

ちなみに、2022年シーズンでは中日ドラゴンズの大野雄大投手も9回27アウトを連続で奪う圧巻のピッチングを披露しています。しかし、なんとこの試合で中日ドラゴンズは9回までに一点も取ることが出来ず、大野雄大投手は10回の表に、30人目のバッター相手にヒットを許してしまったのです。少々理不尽にも思えますが、これにより完全試合を逃していますよ。

ノーヒットノーラン投手の2023年シーズンの戦いぶりは?

佐々木郎希投手は4月終了時点で4戦3勝防御率1.00と、今年も素晴らしい成績を残しています。では、ノーヒットノーランを記録した他の選手達の調子はどうなのでしょうか?一人ずつ見ていってみましょう!

東浜巨

昨年5月11日にノーヒットノーランを達成した福岡ソフトバンクホークスの東浜巨投手。2017年にパ・リーグ最多勝を獲得、長年にわたってホークスのローテーションの一角を担っている投手です。昨年はノーヒットノーランの他の試合でも好投が目立ち、5シーズンぶりの二桁勝利を達成しましたよ。

開幕二連勝も苦戦が目立つ

チームのエース格としての活躍が期待された東浜巨投手。自身の開幕戦となった4月2日の試合は5.1回3失点と、勝ち星こそついたものの今一つのピッチング。2試合目である4月12日の試合は7回を投げて1失点と文句なしの投球で勝ち星がつきましたが、4月19日の3試合目は4.2回3失点で負け投手。4月29日の4試合目は7.1回を投げ3失点でこちらも負け投手になっています。

4月終了時点で2勝2敗、防御率3.70の数字は少し物足りないもの。しかし、先発陣に不安が目立つ今年のホークスの中で、ビハインドの展開の中8回途中まで粘投した4月29日のピッチングには、東浜巨投手の意地が感じられましたよ。

今永翔太

昨年6月7日にノーヒットノーランを達成した横浜DeNAベイスターズの今永昇太投手。2016年のデビュー以来例年のように20試合前後登板しているベイスターズのエース投手で、昨シーズンは3年振りの二桁勝利にキャリアハイの防御率2.26を記録。ベイスターズの投手陣を引っ張る存在ですよ。

満を持しての登板試合で圧巻のピッチングを披露

WBC決勝で先発投手に抜擢された今永昇太投手。WBCの影響もあり、初登板は4月21日までずれ込みましたが、そこで8回無失点の圧巻の投球を披露!さらに4月28日の自身二試合目でも7回無失点の好投。そのどちらでも勝ち星がついていますよ。4月終了時点で、投球回はまだ15イニングだったものの、防御率は驚異の0.00!5月5日の登板試合では5回4失点となったものの、今後も好投が期待されますよ。

山本由伸

昨年6月18日にノーヒットノーランを達成したオリックス・バファローズの山本由伸投手。4人もいたらこの人が達成していない訳もないですね、言わずと知れた二年連続投手4冠の最強投手です!昨年は15勝に防御率1.68、バファローズ優勝の原動力となりましたよ。

好成績ではあるものの……

初登板、4月6日は6回無失点で勝ち投手となった山本由伸投手。4月14日の自身二試合目は6回1失点で負け投手、4月22日の自身三試合目は7.1回3失点の負け投手、4月29日の自身四試合目は6回1失点の勝ち投手となっており、4月終了時点で2勝2敗防御率1.78となっています。当然優秀な成績ではあるものの、山本由伸投手にしては投球回数が伸びておらず、WBCの疲れが影響しているのか、まだ本調子ではないという感じがしますね。

コディ・ポンセ

昨年8月27日にノーヒットノーランを達成した北海道日本ハムファイターズのコディ・ポンセ投手。昨年チームに加入し、14試合に先発し3勝5敗、防御率3.35という成績を残していました。今年は更なる成績をと期待されていましたが、4月4日の今季初登板は3.1回を5失点で負け投手に。翌日に左大腿四頭筋腱付着部の部分断裂と診断され、一時帰国となっています。6月中旬に再来日の予定となっていますよ。

最後に

今回は昨年ノーヒットノーランを達成した投手の今シーズンの活躍について紹介しました。

達成が近くなると見ている側も緊張してくるような大記録、ノーヒットノーラン。毎年必ず出ているわけではありませんが、今年の達成第一号が誰になるか楽しみですね!

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