今年もこの季節がやってきました！７月１日から23日にかけて『ツール・ド・フランス(Tour de france)』が開催されます。フランスをはじめとする南ヨーロッパの街中を、山道を、眩しすぎるほどの陽光の下、疾走していく選手たちの姿はいつの時代も見る者の心をとらえて離しません。
最近ではネット環境さえ整っていれば、海外の大会でもリアルタイムで観戦できる時代になりました。bet365 アプリを使って楽しむファンも増えてきていると言われています。今年、マイヨ・ジョーヌの黄色いユニフォームを身にまとうことができるのは一体誰になるのか？熱い闘いの火ぶたがまもなく切って落とされようとしています。皆さま、夜更かしの準備はできてますか？
ツール・ド・フランスとは？
自転車ロードレースの最高峰とも言われる『ツール・ド・フランス』は、1903年に初めて開催されてから、毎年７月に23日間かけてフランスをほぼ一周するコースで競われます。エースとアシスト8人からなる9人編成のチームが約20チーム出場し、コースは、ゴール地点を毎回パリのシャンゼリゼ大通りとして、3500キロメートル前後の公道が使われ、平地、山岳、チームおよび個人のタイムトライアルから構成される20前後のステージが年ごとに設定されます。1954年にスタート地点を国外オランダに移して以来、近隣諸国にまたがったコース設定で開催されるようになりました。毎回、アルプスとピレネーの山岳地がコースに組み込まれるため、標高差2000メートル以上に及ぶ過酷なレースとなっています。沿道に詰めかけるファンはおよそ1500万人にのぼり、世界約190か国でテレビ放送されるなど、とりわけヨーロッパではサッカーのワールドカップやオリンピックなどと並ぶほどの高い人気を誇っています。
今年はスペインで開幕
1903年にはじまってから、ツール・ド・フランスは今大会で110回目を迎えます。昨年は初の北欧国開催として、デンマークのコペンハーゲンからのスタートでしたが、今年はスペインのバスク地方で開幕します。
７月１日から２４日までの３週間にわたって合計21ステージを走ることになりますが、コース全長は平均的な3,404kmではあるものの、今大会ではその総獲得標高は56,266mという近年稀に見る数字。単純に21で割っても毎日2700m近く登る計算で、しかも1つしか設定されない個人タイムトライアルも登り基調。つまり、登りが得意なクライマー系の選手を中心にしたマイヨ・ジョーヌ争いになることが予想されています。
優勝候補は？
前大会の覇者であり、今大会でも連覇を狙うヨナス・ヴィンゲゴーがツール・ド・フランスの前哨戦とも言われている『クリテリウム・デュ・ドーフィネ』で絶好調ぶりを示している一方で、タイトル奪還を狙う2度の優勝者タデイ・ポガチャルは4月の手首骨折の影響でレースを離脱している状態。とはいえ調整を合わせてくるのは明らかで、登りで他の追随を許さない2人の一騎打ちになるのでは？と今からファンたちの期待も高まっています。
