大手食品会社、明治の看板商品であるきのこの山とたけのこの里。日本のチョコレートスナック菓子の中でもトップクラスの知名度や人気を誇る両商品、姉妹品として扱われていますが人気に差があるようにも思えますよね。「きのこたけのこ戦争」なんて言葉もネット上ではよく目にします。
今回はたけのこの里ときのこの山、どっちが人気なのかについて調査しました!
きのこたけのこ戦争はいつから?
きのこの山は1975年に登場、たけのこの里はきのこの山から4年遅れて、1979年に登場しました。いわゆる「きのこたけのこ戦争」と呼ばれる、これら二つのお菓子のどちらが美味しいのかという議論については、たけのこの里が登場してから程なくして始まっていたようなのですが、それより後年のインターネット、SNSの発達によってよりメジャーな話題になっていったような気もしますね。
ちなみに、きのこたけのこ戦争は明治が公式に取り扱ったこともある話題です。最初に扱われたのは、2001年の「きのこ・たけのこ総選挙」キャンペーンの時ですね。
2001年の総選挙ではたけのこ派が勝利
2001年に行われた「きのこ・たけのこ総選挙」ではたけのこの里が勝利しました。ただ、この総選挙はきのこの里にも大きな恩恵を与えた模様。
そもそも1975年に発売されたきのこの里は、発売当初こそ爆発的なヒットを叩き出し、お菓子の販売記録を次々と塗り替えるような勢いもあったようですが、1990年代末頃には売上がかなり落ち込んできていたそう。「きのこ・たけのこ総選挙」というのは、きのこの山とたけのこの里のライバル関係を全面に押し出し、注目を集めることで売上を回復させるという施策だったのですね(勿論同キャンペーンはたけのこの里の売上にも寄与したものと思われます)。
きのこの山とたけのこの里はどっちが人気?
結局たけのこの里ときのこの山はどっちが人気なのでしょうか。この問題は明治公式、及び各種メディアによって度々扱われてきました。果たしてどちらが人気なのか、様々な情報を見てみましょう。
シンプルな売上はたけのこの里の方が上?
そもそもの売上についてはたけのこの里の方が上とされています。古くは2005年に、明治が取材の際に「数年前の調査で、若干ではあるがたけのこの里の方が多く売れていた」と回答。2023年のCCCMKホールディングス発表の「購買商品ランキング」ではチョコレートカテゴリーの総合ランキングでたけのこの里が6位、きのこの山が18位にランクインしていました。
番組の調査では?
2016年にテレビ朝日で放送された「お菓子総選挙2016」では、たけのこの里が8位に入った一方できのこの里は30位圏外となっていました。多くの選択肢の中から好きなお菓子を選ぶ、という投票形式のランキングにおいて、たけのこの里がきのこの山を票数で凌駕したのですね。
公式の総選挙では?
2018年、明治が17年ぶりにきのこの山・たけのこの里国民総選挙を開催。この時は「きのこ党」「たけのこ党」の他に「どっちも党」という、どちらが好きか決められない、どっちも好きという人向けの選択肢もあった中での投票になりましたが、たけのこ党がきのこ党をぎりぎりでかわして勝利しました。
しかし2019年にも同総選挙が行われ、この時はきのこ党がたけのこ党を大きく離して勝利する結果になりましたよ。
きのこ党の勝利は松潤の影響?
注意すべき点として、2018年と2019年の総選挙は芸能人が各党の党首やサポーターなどを務めており、その芸能人の人気が投票に影響を与えた可能性が考えられるという点。特に2019年は国民的アイドル、松本潤さんがきのこ党の党首に就任しており、この2019年にきのこ党が初の総選挙勝利を果たしたという流れになっています。
純粋なきのこの山のパワーで総選挙を制したとは言い難く、寧ろきのこたけのこの人気の実績についてのバランスを取るために2019年の選挙で松本潤さんをきのこ党に迎えたと言えるかもしれません。
「きのこの山・たけのこの里国民大調査2020」では?
明治は2020年に「きのこの山・たけのこの里国民大調査」という大規模な企画を行っており、その結果を今でも確認できるようになっています。調査参加数は実に30万161人にも上ったようですが、47都道府県のうち、なんと46もの県でたけのこ愛がきのこ愛を上回るという結果に。この調査では、きのこ愛の方が上回った県は福島県のみだったようです。やはり日本ではたけのこの里の方が人気な傾向にあるようですね。
世界に目を向けると意外な結果が?
ただ、実はきのこの里にもポジティブな情報があり、2025年2月にTBSで放送された「世界くらべてみたら バレンタイン直前!チョコレート総選挙」では、エントリーされた10商品のチョコレート商品の中で、ベルギー、ガーナ、メキシコできのこの山が1位、たけのこの里が6位という結果になったのです。ベルギーの高級チョコレート販売のパティスリー、ピエール・マルコリーニさんもきのこの山の方を高く評価しており、海外だときのこの山の方が人気だという可能性がありますよ。
きのこのたけのこもどっちも美味しい!
とはいえ、好みの差こそあれきのこの山もたけのこの里も、どっちも美味しいお菓子ですし、どちらも高い人気を誇っています。一袋にきのこの山もたけのこの里も両方入ったアソートパックも販売されており、そちらもよく売れているので「両方食べたい!」という人も多くいるのでしょう。
実は第三勢力があった!?
きのこの山とたけのこの里は姉妹商品として長年やってきた訳ですが、実は長い歴史の中にはきのこ、たけのこに次いで第三のチョコレート菓子が販売されていた時期があったのです。その名も「すぎのこ村」、1987年から1988年にかけて販売されていました。きのこたけのこ、そしてすぎのこも加わったCMも実際に放送されていましたが、一時はヒットしたもののその後出荷が減少し、販売終了になりました。2005年に期間限定での復刻販売もありましたよ。
最後に
今回はたけのこの里ときのこの山のどっちが人気なのか、きのこたけのこ戦争はいつから始まったのかなどについて紹介しました。これまで様々な調査が行われてきた、たけのこの里ときのこの山の人気問題。全体的にたけのこの里の方が優勢なのかなという感じはありますが、きのこの里も大人気のお菓子であることには変わりありませんよ!








