1997年にバンダイから発売され、当時小学生を中心として爆発的な人気を誇ったハイパーヨーヨー。その人気は国内に留まらず、世界全体で累計2700万個以上の売り上げがあったそうです。それから第二、第三世代と、ハイパーヨーヨーは進化を遂げてきましたが現在はどうなっているのでしょうか?今回はそんなハイパーヨーヨーの現在や様々な種類、今から始めようという方向けの基本トリック等を紹介します。
ハイパーヨーヨーは現在も発売されている?
ハイパーヨーヨーの現在はどうなっているのでしょうか?実は2024年7月に新たに第四世代となる「ハイパーヨーヨーアクセル」が発売されました。従来のヨーヨーとしての機能はもちろん、新機能である「アクセルシステム」を搭載しており、紐を引っ張るだけでヨーヨーが回転し、今までのハイパーヨーヨーでは出来なかった全く新しいトリックが可能になりました。
ハイパーヨーヨーの種類は?
ハイパーヨーヨーには新旧含めいくつか種類があります。ですが過去のハイパーヨーヨーシリーズは現在販売終了しており、手に入ったとしても中古ですぐにメンテナンスが必要になったりするケースが多いようなのでこれから始める方にはおススメしません。なので、旧ハイパーヨーヨーに関しては代替機種を紹介させていただきます。
アクセルオリジン
第四世代であるハイパーヨーヨーアクセルの現行モデルです。新機能のアクセルシステムを搭載しており全く新たなトリックが可能な他、初心者の壁であるトリック「ロング・スリーパー」がやりやすい造りになっています。
ワンスター
「ヨーヨーを初めて手に取るならこれ」と色んな所で言われているモデルです。初心者モデルといっても性能は優秀、これからヨーヨーを始めてみたいという方や何を選べばいいのか不安といった方はこちらのモデルを選ぶのが無難でしょう。
クラウン
フルメタルのバインドヨーヨーで、回転性能が非常に良いため長時間のスリープ(空転)が得意なモデルです。「エレベーター」などのヨーヨーをストリングにひっかけるストリングトリックに向いたモデルになっています。
ループ720
価格が比較的安めなのに驚きのルーピングのしやすさで人気を誇り、「ループ・ザ・ループ」などのルーピングトリックに特化したモデルのヨーヨーになっています。しかしストリングプレイに全く向かない点には注意です。
まずはここから!ハイパーヨーヨーの基本トリック3選
ここからはハイパーヨーヨーの基本となるトリックを3つほど紹介します、これから始める初心者の方はここから練習してみましょう。
ロング・スリーパー
ヨーヨーを3秒以上スリープさせた後キャッチする、初心者の壁ともいわれる基本トリックです。投げるときは手のひらを上にし、じゃんけんの「パー」を出すときのイメージで1m先を目がけるように投げるのがコツです。キャッチする時は手のひらを下に向けてキャッチしましょう。
エレベーター
ヨーヨーをストリングにつたわせ、下から上に移動させるトリックです。ヨーヨーのスリット部分にストリングを入れた後、ストリングを持った手をゆっくり下に引いてヨーヨーを上に移動させましょう。
サイドスロー
ヨーヨーを自分の左下(左利きの方は右下)に投げた後、手のひらを上に向けループして戻ってきたヨーヨーをキャッチするトリックです。構えからキャッチする時までヨーヨーの傾きを変えないように注意しましょう。
トリックを覚えるのはパズルを解くようなもの
簡単に見えるかもしれませんが最初はやはり難しいと思います。まるでパズルや知恵の輪(はずる)解き方のコツを掴むのと同じように、トリックの構造理解や試行錯誤の繰り返しを行い、焦らずにちょっとずつ覚えていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はハイパーヨーヨーの現在や種類、基本のトリックなどを紹介してみました。特に現在のハイパーヨーヨーアクセルは従来よりも機能的であり、今回紹介したもの以外にも新しく登場したかっこいいトリックもあります。皆さんもこの機会にハイパーヨーヨーを手にし、かっこいいトリックを覚えて周りの人の注目をかっさらいましょう!